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基本政策

居場所と出番を、すべての人に。
3期12年の実績を力に改革を!


 

中村ひろしの決意

新型コロナウイルス感染症により、社会が大きく変わり、都政も対応に追われました。 ひっぱく逼迫する医療や保健体制は、サービスを削減してきた政策の誤りとも言えます。 政治が生じさせた格差や貧困は、コロナ禍においてより一層深刻さを増しています。 今後、さらに進む少子高齢社会に向けて、希望の持てる社会へ、すべての人に居場所と出番のある社会に向け全力で取り組みます。

一方、国政では権力の集中による官僚のそんたく忖度が行われ文書の偽造や接待など腐敗が進んでいます。 立憲民主党は、国政だけではなく首都東京においても政権交代可能な二大政党制をめざします。

地域をまわって頂いてきた声を都政へ届けるためにも、都政を改革し、情報公開を積極的に進め、公正公平な社会の実現に取り組みます。

今後、さらに進む少子高齢社会に向けて、希望の持てる社会へ、すべての人に居場所と出番のある社会に向け全力で取り組みます。 

新型コロナウイルス対策

いま、東京都政でも最も重要なのは、やはり新型コロナウイルス対策ということになります。これまで政府の対策の遅れで、もう1年も経つのに未だ感染が収まりません。

立憲民主党としては "zeroコロナ戦略" として、とにかく徹底的に封じ込めていく、その後で経済を戻していくことを提案しています。

そのためには検査の件数をもっと増やしていかなければなりません。無症状の感染者が感染を広げていること、これは何としても止めてまいります。

そして、もちろん経済の影響があるわけですから、ご協力いただく業種の皆様にはしっかりとした保障をしていくことが大切です。

そして、特に三鷹市には、東京都の保健所がありません。人が足りない状況になっているので、今は人を増やして対応していますが、長期的なコロナ対策を考えれば、保健所の再配置や見直しもしっかりと考えていきたいと思っています。

なにより皆さんも感染に気をつけてお過ごしいただき、東京都としても全力で取り組みたいと思っています。

誰もが尊重される社会

私は政治信条の中で平和が最も政治で大切な役割だと思っています。これは憲法の基本原則と同じなんですが、国民主権、平和主義、基本的人権の尊重は絶対に守っていかなければなりません。最近、人権の問題として注目されたものに、オリンピック組織委員会の森前会長の女性蔑視発言がありました。

あの時も都議会ではすぐに辞任を求める決議を提案していたんですが、辞任をされたということで幕引きにはなりましたけれども、本当にこの社会が変わったんだろうかというと、まだまだ疑問です。当然こういった差別はあってはならないんですけども、今は LGBT といったような多様性を認め合う社会にもなってきました。

一人ひとりが尊重される社会が必要です。

また、国会で問題になっている選択的夫婦別姓の問題なども東京都としても進めていくほうがいいと思っていますので、この間も都議会で積極的に賛成の方で動いてきました。

これからも、一人ひとりが大切にされる、誰もが尊重される暮らしやすい社会をつくるようにしっかりと取り組んでまいります。

誰もが安心して暮らせる社会

私は政治の役割として真面目に暮らし働く人が報われる社会を作っていきたいと思っています。特に本人の責任ではないのに不条理なこと、不合理なことによって厳しい状況になる人を何としても支えていきたいと思っています。

一度失敗したらやり直せない社会ではなく、何度でもやり直せる社会が必要です。

しかし、この間、政治が作り出してきた格差や貧困の問題は、やはり政治が正していかなければならないと思っています。特に新型コロナにおいて、ますます厳しい状況になる人が出てきてしまいました。ひとり親家庭の方々、そして子どもの貧困の問題。自殺の対策など、本当に政治の課題が山積をしております。

誰もが安心して暮らせる社会、何度でもやり直せる社会、人々が暮らしていける社会をしっかりと作っていきたいと思っています。

子育てと教育への積極的な経済支援

私は子育てや教育にもっと東京都が力を入れていかなければならないと思っています。少子化が進む中で出産の機運を高めようと都は言うんですが、そういう問題ではなくて、経済的に厳しい状況にある若い方々をしっかり支えていくことが必要です。

そのためにも、まずは不妊治療の無償化、そして、保育園の待機児童の解消、学校給食の無償化など、経済的支援をしっかりと行っていくこと、社会全体の中で子育てを支えていくことが大切です。

また、学校教育においても先生の多忙さが問題となっています。私たちも少人数学級ということをより積極的に進めていく中で、先生が子どもたちと向き合う時間を増やすことによって、子どもの教育を充実させていきたいと思っています。

子どもたちが元気に健やかに育っていくよう、全力で都政からも応援するべく努めてまいります。

雇用の安定と改善

私は生活をより良くしていくためには、やはり雇用の安定と改善が必要だと思っています。

この間、国の方で非正規雇用化、派遣労働の拡大などを進めてきてしまった結果、非正規雇用で働く方が4割を超えてしまいました。このことはコロナ禍においてより一層深刻さを増しています。私は都議会の中で雇用をしっかりと支えていくようにと、生活そのものですから働く場の確保ということの必要性を訴えてきました。

新年度に入って東京都から2万人の雇用を確保するといった政策が打ち出されたことは、ひとつ成果につながったんだと思っています。 まだまだ厳しい状況にある若年層、就職氷河期世代、女性や中高年者、こういった方々をしっかりと支えていき、安心して働き暮らせる社会の実現に向けて、そして誰もが安心して暮らせる、障害があってもなくても暮らせる社会ができるように取り組みを続けていきたいと思っています。

超高齢社会対策として医療充実と福祉の推進

私はコロナ禍になる以前から東京都の一番の課題のひとつとして超高齢社会への対応について訴えてきました。特別養護老人ホームの待機者も解消していかなければなりません。 そのための介護人材の確保も必要ですから、しっかりと取り組んでまいります。

また、お元気なご高齢の方もたくさんいらっしゃいますので、地域の中で活躍できる場を作り、長く元気に活躍できるような社会を目指していきたいと思っています。まだまだ認知症の対策など高齢者問題に対する大きな課題も残っています。また、高齢社会が実現するための医療の充実も必要だと思っています。これまでガン対策についても積極的な推進を求めてきましたが、是非ガン対策条例を作っていきたいということも思っています。

これからも誰もがずっと住み慣れた地域の中で暮らし続けることができる社会を作るべく、全力で取り組んでいきたいと思います。

持続可能な社会の実現

今、地球環境の問題が大きく問われています。気候変動によって大きく変わっていく社会において、東京都としても積極的な取り組みが必要になってきます。 国連が提唱する持続可能な社会に向けてのSDGs(エズディージーズ)を都政の中においてもしっかりと実現させるように取り組んでまいります。

また、もちろんこれまで取り組んで来ていただいた、リサイクル社会の実現、ごみの減量も大事なのでさらに進めてまいりますが、今後さらに温室効果ガス削減に向けた取り組み、そのための再生可能エネルギーの実現や、水素社会の実現など環境政策にしっかりと力を入れてまいります。

未来の子どもたちに地球環境を残していくためにも、東京都は国を先導する形で先進的な取り組みを行ってきましたが、さらに加速させ、安心して暮らし続けられる社会、持続可能な社会に向けての取り組みを進めていきます。

地域経済の活性化と中小企業への支援

東京都として行う経済対策として、中小企業の支援や商店街の支援があります。

特にコロナ禍の状況において、大変厳しい状況に追い込まれてしまった産業に関してはしっかりと支援をしていく必要性があると思っています。 特に地域の商店街については、地域経済を支えるだけではなく、地域の皆さまの暮らしそのものを支えているわけですから、まちづくりにおいてしっかりと商店街振興を行っていきたいと思っています。

また、これからはIT化の進展もあります。身近なところでは無料Wi-Fiが使えるようにするなど、まだまだこういったことを進めていくことも含めて、環境整備をしっかりと行なっていきたいと思っています。

そして、空き家の活用など地域経済の活性化にも務めるなど、地域が賑わいをしっかりとできるような支援を東京都としても行っていきたいと思っています。

安心して過ごせるまちづくり

都民の皆さまにとっての安全安心のまちづくりを積極的に進めてまいります。

とりわけ災害が多いこの国においては地震対策、集中豪雨の対策なども必要です。 特に地震対策としては住宅の耐震化を進めていく中で建物の倒壊による被害を防いでまいります。 また、避難場所が密になってしまう、コロナ禍においては新たな課題も出てきました。 避難場所のさらなる確保に努めてまいります。

また、日常的な安全安心という点では、都道における連雀通りや人見街道の歩道が狭いという声をたくさん聞きます。 現在、一部拡幅も進めていきますが、より積極的な取り組みをしていくことの中で、誰もが安心して歩けるように努めてまいります。

そして、駅ではホームから転落をしてしまうという恐れもあります。 そこでこれまで都に対してもホームドアの設置を求めてまいりました。 鉄道事業者にも協力を求めていきながら、駅のホームが安心して歩けるよう取り組んでまいります。

災害時も平常時も都民の皆さまが安心して過ごせるまちづくりを全力で取り組んでまいります。