中村ひろしの政策③「誰もが活躍できる働き方改革」
・不本意非正規
非正規雇用が労働者の4割を占めるようになってしまった現在、正規社員として経験を積んで将来のキャリアを考えられない人が増えています。
非正規労働者の収入は正規労働者の1/3程度と言われており、年齢を重ねるにしたがって雇用形態の違いは大きな待遇の差を生みます。
正規社員として安定した生活をしている親世代の息子さん娘さんが何年にもわたって非正規雇用の仕事をされている、と将来を心配される方も多くなっています。
民進党は、正規社員として働きたいと思っているにも関わらず、非正規雇用となっている人に対し、正規雇用への転換を求める取り組みを提案、東京都の事業が実施され、これまでに15,000人がこの事業を利用して正規雇用となっています。平成29年度予算では8,000人の正規雇用転換を目指して事業が行われます。
・非正規雇用
非正規雇用であっても、仕事の内容や責任が正規社員と同じであれば、同じ給与・同じ待遇でなければ差別になります。
非正規労働者の雇用環境整備に取り組む企業の拡大を図るため、処遇改善を行う企業への支援事業が創設されました。
この事業は、労働者の4割を占める非正規雇用労働者の処遇改善を求め続けてきた民進党の成果です。
誰もがその仕事に応じた報酬を受け、正当な処遇を受けられる東京を目指して、今後も取り組み続けます。
・働き方改革
夜遅い時間に三鷹駅に帰宅する方が大勢います。
私たちの働き方といえば、自分に課せられた仕事を終えるまではたとえ夜遅くなっても、サービス残業をしてでもとにかくがんばる。早く仕事が片付いた日でも、同僚や上司が机に向かっている中、「お先に失礼します」と帰ることがなかなかできない、というものではないでしょうか。
そんながんばりすぎる仕事の仕方を見直し、長時間労働をなくしていく、有給休暇をしっかり使ってしっかり休む、それが当たり前の社会にしていかなければなりません。
そのためには、行政と労働者と使用者が共通の目標をもって進められる「公労使会議」を継続的に開催し、実のある取り組みを進めることが必要です。
・働き方改革-2
私も人のことは言えませんが(45歳独身)、社会全体で晩婚化や晩産化が進んでいるため、子どもが小さく子育てが大変な時期に親の介護が必要になる「ダブルケア」に直面する人が増えています。ダブルケアは、これまであまり想定されてこなかったために、会社や行政の支援が十分に行われていません。
この2つ同時に行わなければならないが故の大変さは、1+1=2以上のものです。介護を担当する部署も、子育てを担当する部署も同じ役所の中ですから、しっかりと連携して、2倍3倍たいへんなこのダブルケア問題への対応を進めるよう、引き続き取り組みを求めていきます。
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