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マラソンコースの変更について会派幹事長として談話を発表

11月1日、東京オリンピックのマラソンと競歩の会場が札幌への変更が決まったことを受け、都議会会派として幹事長名で談話を発表しました。変更について、遺憾であり、経緯についても疑問が残るとしました。そのうえで、大会成功のためには関係者と良好な関係を築くこと、都民の負担をこれ以上増やすことがないことを求めるものとしました。

以下は全文です。

 
談話:「2020年東京オリンピックのマラソンと競歩会場変更と大会成功に向けた取組みについて」

 先ほど、IOC調整委員会、そして知事が参加した4者協議が終了しました。

 東京がホストシティとなって以来、都議会としても、大会成功に向けて全力をあげてきた立場から、限られたチケットを購入できなくても、沿道から都民が直接観戦できる競技であるマラソンと競歩の会場が東京から変更になってしまったことは、遺憾にたえません。

 私たちは、大会の成功に向けて万全を期すべく、現地調査に基づき都に対し細かな点まで様々な提案をしてきており、テストイベントを踏まえた最終調整を経て、最高の大会が行えるものと確信しておりました。
そうした中での突然の会場変更にも関わらず、IOCとの会議でも都議会が全会派一致で求めた「納得のいく」説明がなされることはなかったようであり、暑さ対策をはじめとした関係者の懸命の努力が理解されなかったことは残念でなりません。

 マラソン・競歩の会場変更方針が突如浮上し、IOC理事会で決定された経緯等に疑問は残りますが、東京がホストシティであることに変わりはなく、あと266日となった2020年東京オリンピックを成功に導くためには、関係者、札幌市や北海道の皆さまにご協力をお願いし、良好な関係を築かなければなりません。

 国内の関係者に一報がもたらされてから1週間もの間、ホストシティの長である知事が全く情報を得られなかったことは痛恨の極みでありますが、今後は前を向いて、関係者とのコミュニケーションをより一層密にとり、悪いことほど早く報告されるよう大会の成功に向けて取組んでいただきたいと思います。

 また、多大な都民負担に支えられた大会開催であることから、これ以上負担を増やすことなく、都民に還元され、この出来事を補うような取組みを早急に検討するよう求めるものです。

 

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