都知事宛にコロナ対策の強化を求める要請書を提出しました
- 2022/01/12
- カテゴリー:都議会
2022年1月12日、東京都議会立憲民主党として小池知事宛に「新型コロナウイルス感染症対策の強化に関する要請」を黒沼副知事に手渡しました。副知事は「内容を知事にしっかり伝える」「医療体制、保健所・健康観察・宿泊療養のオペレーションを変えるなど、何とか社会を止めないようにふんばっている」と話しました。
新型コロナウイルス感染については、急激にオミクロン株への置き換わりが進み、今後もオミクロン株の感染拡大が続くことが懸念されている。重症者の割合が低い一方で、強い感染力をもつと言われているオミクロン株の感染拡大により、社会経済活動の停滞による経済危機への懸念も高まっている。そこで、PCR 検査の拡大や3回目のワクチン接種促進など、必要な対策をさらに強化するよう、強く要請する。
「新型コロナウイルス感染症対策の強化に関する要請」
1.無料PCR検査の予約が急増しており、受けたくても受けられない状況となっているため改善すること。また、希望してもPCR検査をスムーズに受けられない状況でもあり、ワクチン未接種者への差別的取扱いは厳に慎むよう都民に対し改めて周知徹底すること。
2.早急に3回目のワクチン接種が進むよう、国に対して強く要請すること。医療・福祉従事者、貨物や旅客輸送などの運輸をはじめとした、社会インフラを担う方々が早急に優先接種を受けられる体制を整えること。また、都民への3回目接種が迅速に行われるよう、都とし基礎自治体への支援を行うこと。
3.オンライン診療については、都が運営するものも含め診療をさらに拡大し、在宅のままでも医師の診察を受け、薬の処方を受けられ宅配される体制拡充を推進すること。
4.会食等の人数制限、予約キャンセル等により、厳しい状況に置かれている事業者への支援を実施すること。
5.都立学校の入学試験については、感染・濃厚接触・待機期間含め、新型コロナの影響で受けられないことがないように、受験機会を確保するための柔軟な対応をとること。
6.感染レベルの判断基準が見直されたが、オミクロン株の感染拡大スピードと医療の必要度等の特性に対応した対策が行われるよう、早急な対策全般の見直しを国に要請すること。
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