コロナ禍における中小企業支援の要請書を都知事宛に提出しました
- 2022/12/02
- カテゴリー:都議会
2022年12月2日、都議会立憲民主党として都知事宛に要請書の提出を行いまいた。「厳しい経済状況のなかにある中小企業への対策に関する要望」で、コロナ禍で、とりわけ厳しい飲食業などに対して支援を求めました。
厳しい経済状況のなかにある中小企業への対策に関する要望(案)
都内で新型コロナウイルスの感染者が増え、第8波の流行となっているなか、物価高が進むなど、経済基盤の沈下が懸念されている。
飲食業界では、生鮮食材の仕入れ値が上がり、円安の影響などで輸入食材も1~2割高くなっている。先月は、原料高で外食チェーン店での値上げが一段と広がったが、値上げができない飲食店もある。そして、コロ ナ感染者が増えたなかで、忘年会客の予約キャンセルがあり、売り上げが厳しい状況にある。
よって、年末を控え、厳しい経済状況のなかにある、飲食業など中小企業へのさらなる支援策、そして、雇用不安にある都民への対策に取り組むべきと考え、要望する。
・中小企業の年末から年度末にかけての資金繰りに万全を期すため、制度融資などを行い、適切に対応すること。
・信用保証協会や金融機関などの関係機関と協力して、中小企業の収益力改善や事業再生に向け、相談・助言など積極的に関与すること。
・円安の進行などの影響による仕入れ価格の上昇を踏まえ、販売価格への転嫁を円滑化するため、個人飲食店に専門家を派遣するとともに、個人飲食店がグループをつくって、仕入れ価格の高騰対策での共同購入などに対応できるよう、支援すること。
・都内事業者の破綻件数は足元でも増加傾向にあるため、労働相談態勢の充実や正規雇用など就職面接会の開催を実施し、都民の不安を解消すること。
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