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政治倫理審査会の設置を提案しました

2025年2月12日、都議会定例会が2月19日に開くとの告示がされました。それを受けて開催された議会運営委員会では、裏金問題で自民党の都議会議長が辞職して終わりではなく、真相解明が必要として、立憲民主党から「政治倫理審査会の設置」を提案しました。


  政治倫理審査委員会の提案について(談話)

              東京都議会立憲民主党
                幹事長 竹井ようこ(小平市)

 本日の議会運営委員会で、私たちは「政治倫理審査会の設置」を提案しました。都議会自民党による裏金問題(政治資金収支報告書への不記載問題)が発覚し、2月10日の臨時都議会で、都議会議長がその職を辞するに至りましたが、多年にわたり、政治資金に関して法令に違反する行為が行われていたことは、都議会の信用を失墜させる深刻な事態です。

 都議会自民党が都民に対して真摯に説明を尽くすべきであるのは言うまでもありませんが、都議会としても、裏金問題に関わった関係者からの意見聴取など、真相を解明し、政治倫理を確立していくことが必要です。

 一方で、公明党提案の「政治倫理条例検討委員会」は、真相解明よりも、条例づくりが先行しており、打ち合わせ会も非公開となっています。真相解明なき条例づくりは「ざる法」になりかねず、私たちは、「ざる法」づくりに手を貸すことは、都民の理解が得られないと考えています。

 そのため、私たちは、本日の議会運営委員会で、まずは真相解明が必要であるとの立場から「政治倫理審査会の設置」を提案しました。

 東京都議会立憲民主党は、都議会における政治倫理の向上に努め、都民の信頼を確保するため、裏金問題の真相を解明し、条例の制定も含めた政治倫理の確立に全力を尽くすことを決意するものです。

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