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都議会質問記録

2017/11/14 平和施策の拡大を求めました

2017年11月14日、東京都平和の日記念行事企画検討委員会で都議会選出の委員として知事から委嘱を受けました。1945年に10万人もの命が失われた東京大空襲のあった3月10日を、都では東京都平和の日として、毎年記念行事を行っています。意見として平和の大切さを学校で教えること、市区町村と連携すること、平和施策の拡大を述べました。


○中村委員 今、説明を伺わせていただきました。こういった形で毎年やってこられて私も出席しておりましたので、今年度もこういった方向性なのかなというふうには思っています。ただ、昨年度のアンケート等を見ていて、出席して大半の方は良かったと言っているんですが、これからも、来場された方々の意見というのをよりよく尊重して改善につなげていただければと思っています。また、この式典はどうしても場所とかいろいろな制約があるのでここでの会場ということになるんですが、当然平和について考えるというのは全ての都民の皆さんに共有してほしいところもありますので、どのようにこういったことを広げていくのかとか、例えばアンケートにしても来場された方々だけではなくて、広報等でいろいろなほかの都民一般の方からの御意見を募るとか、そういったこともあってもいいのかなと思いますし、今回3月10日は土曜日ですけれども、平日であれば例えば学校等でこの日はどういう意義があるのかということをその日にやるとか、いろいろ広げていくことが大事だと思います。とりわけ、そういった学校等を含めて若い方々に平和を考えていただくというのは大事だと思っていますのでお願いしたいと思います。
3月10日が平和の日というふうになっているのでこの日にやるんですけれども、もちろん365日、平和を考えたほうがいいと思っていますし、各自治体、市町村などでもいろいろやっているところもあると思いますので、今どういう連携かという具体的なアイデアはないんですけれども、例えば私の地元の三鷹市などは8月15日にずっと平和の式典というのをやっていたりしますから、いろいろなところでやっているものもあるので、いろいろ連携しながら都民全体がこういった思いを共有できればと思っています。特に議会などで過去申し上げたことがあったんですが、本当に今、言ったように平和そのものは3月10日だけに考えるものではないので、条例上、平和の日をこの日に定めて記念行事をやるとは書いてあるんですが、都政の中でもう少し平和というものを考える位置づけとか、部門をつくったほうが私はいいとは思うんですけれども、そういったところで平和の行事関連をもう少しやるとか、いろいろなことに拡大していく中でこういう位置づけがあったほうがいいのかなという思いもします。この事業そのものはいいんですが、これだけ単発で終わらせてとか、この日だけのということではないと思っていますので、これからも、むしろこれからこそが戦争体験者が少なくなっていく中で平和の大切さをずっと引き継いでいくためにも、少し幅広い視点で見ていければと思っております。以上です。

 

 

 

 

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