保健所設置可能な施設への児童相談所設置が発表されました
- 2024/01/31 23:13
朝、毎週水曜日に行っている武蔵境駅での街頭演説を谷口としや市議会議員、おばた和仁市議会議員とともに行いました。三鷹市助産師会の新年会に参加しました。
都議会で福祉保健局から本日発表された、3つの児童相談所の設置について説明を受けました。多摩地域では担当地域の人口規模が国の基準を大きく超えたため、3か所新設し再編することで7か所の都の児童相談所を配置する計画がつくられました。町田、多摩中部、西多摩に設置される児童相談所の場所と予定時期が発表されました。三鷹市ではこれまで、杉並区、武蔵野市も管轄する都杉並児童相談所が担当していましたが、杉並区は都から業務が移管される予定のため、新たに三鷹市、武蔵野市、小金井市、国分寺市の4市を所管する多摩中部児童相談所が新設されることになりました。現在の多摩府中保健所武蔵野三鷹地域センター内に2029年度に開設される予定とのことでした。
しかし、この保健所のセンターは、かつては東京都三鷹・武蔵野保健所として三鷹市と武蔵野市の2市を所管していましたが、府中市内に6市を統合した多摩府中保健所を設置する際に地元の働きかけで食品衛生業務が残っています。6市を統合し管轄人口が100万人を超える都内最大の保健所となったことで、コロナ禍においてはきめ細かな対応ができませんでした。
そのため、都に対して、保健所を再編し2市を所管する保健所の復活を求めてきました。今回は、保健所の建物が空いているスペースがあるとして児童相談所を設置することになりましたが、保健所の再編の可能性を阻む残念な決定となりました。
なお、この場所では、児童相談所に併設すべき一時保護所を設置するスペースがないため、引き続き一時保護所を併設できる児童相談所をつくる用地の確保を目指し、そのうえで再度移転するとの方針でした。以前から杉並区への業務移管がわかっていただけに、都の児童相談所の再編の動きは遅く、そのために二度も引っ越すことになり、多額の経費がかかります。また、保健所の再編もできなくなり残念な結果になりました。
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