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都議会質問記録

2020/08/19 都平和の日の検討委員会で次世代への平和の継承を求める

2020年8月19日、知事から委嘱を受けた委員として「令和2年度東京都平和の日記念行事企画検討委員会」に出席しました。東京大空襲で10万人の方が亡くなった3月10日の「東京都平和の日」の記念行事について協議しました。今年は新型コロナで中止になりましたが、来年は縮小して実施することになりました。次世代に平和の大切さをつなぐために、学校にも意義を広めるよう求めました。

○中村委員 都議会議員の中村でございます。私も毎年参加させていただいております。本当にありがとうございます。
今年の平和の日の記念行事というのが、コロナのことがあったのでやむを得なかったと思いますけれども、中止で大変残念ではあったのだと思っています。来年は縮小して何とかやれるということなのですが、先々コロナの状況は分からないですけれども、厳しい状況になっても何としてもやっていただきたいなという思いはあります。やはりこの平和の日というのが大変大事な日であって意義もあることですし、これは例えば縮小してやったとしても報道機関は報道してくれるので、どちらにしても600人来られてもその方々だけなのですけれども、少ない人数でもやれば報道していただけますから、いろいろな方々が目にするので、どういう形であってもぜひやっていただきたいと思っています。
また、毎年少しお話もするのですけれども、平和の日ということで、そこに向けての啓発事業等もやるということでございました。そういった意味では、平和の日というか3月10日そのものが最も多くの方が亡くなられたという東京大空襲の日なのですけれども、東京の各地で空襲を受けていて、それで多くの方も亡くなっていらっしゃいます。特に若い世代、次世代にということで意義を伝えていくという点で言うと、それぞれの各学校とかでも3月10日にもやはり伝えてほしいし、自分たちの町でもこういう日にはこういうことがあったのだということがもっと分かると、子供たちも身近になって感じていくのかなと思っています。
そういった点では、先ほども学校で伝えてはという話もあったのですが、私もそのとおりだと思っていますし、メンバーの話もありましたけれども、生活文化局が所管なのですけれども、例えば教育委員会の人が委員の中に入っていれば、学校に広めやすくなっていくでしょうから、そういったところでより連携しての取組というのもあってもいいのかなと思っています。
場合によっては子供たち自身にこういった会があるよとかインターネットで見てもらおうと思ったときには、例えば空襲で亡くなられた方のお孫さんとか、そういう子たちに勉強してもらって読んでもらうとか、訪ねてもらってそれを発表してもらうとか、子供たちも参加していると子供たちも関心を持ちやすいのかなと思いますので、ずっとこういう形でやってきたということではあるのですけれども、だんだんと時代がたってきて、若い世代にも知っていただきたいということになってくると、そういう世代に広めていく工夫もあってもいいのかなと思っていますので、今後、そういったことも御検討いただければと思います。
以上です。

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