来年度の東京都予算案に反対、都議会定例会が閉会
- 2024/03/28 23:29
朝、毎月定例で行っている三鷹駅北口での街頭演説を行いました。
都議会立憲民主党の役員会、総会に出席し、本会議最終日の対応について協議しました。また、小笠原村の村長と議長が挨拶に来られたので応対しました。
都議会本会議が開催され議案の採決を行いました。冒頭、文書質問について都に提出されたことが議長から報告がありました。その後、各会派から議案に対する討論が行われ、立憲民主党からは関口政務調査会副会長が議案に対する意見を述べました。
来年度一般会計予算案について、昨秋立憲民主党から知事に提出した「立憲東京ビジョン」の実現に向け、給食・学校教育の無償化や家賃補助創設などを求めるとともに、賃上げの率先行動など、知事の答弁を求めました。しかし、知事の「答弁拒否」に象徴される知事の政治姿勢をはじめ、学校給食や家賃補助での予算の不十分さ、コロナ対策の検証なき予算編成などの理由から、予算案に反対しました。
また、議会における知事の答弁拒否を指摘したことについて、知事与党が「発言の取り消しを求める動議」を提出し、数の力で可決したことは、言論の自由の侵害であり、民主主義の破壊として強く抗議しました。
その他の議案として栗岡環境局長の副知事への選任人事や条例案等が可決しました。一方、英語のスピーキングテストの都立高校入試への採用への対応について問題があったことから浜教育長の再任には反対しました。
→討論の内容はこちら
https://nakamura-hiroshi.net/news/view/515
都民からの請願について、紹介議員になった「固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願」、「ゆたかな教育、私学助成の拡充に関する請願」も可決しました。全議員が提案者として名を連ねた「就学奨励費による寄宿舎食費への支給限度額の見直しに関する意見書(案)」も可決しました。しかし、立憲民主党が提案した「国の補充的な指示を創設する地方自治法改正案に関する意見書(案)」は他会派との調整が整わず提出にいたりませんでした。
議案の採決が終わり会議が閉じられ、定例会が閉会しました。終了後、幹事長の談話を発表しました。
→談話の内容はこちら
https://nakamura-hiroshi.net/news/view/516
閉会後、250人ものスクールカウンセラーを雇い止めの見直しを求めて、超党派の議員により、知事と教育長宛に「スクールカウンセラーの雇い止め撤回等を求める要望」を提出し、潮田副知事に手交しました。
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