朝、毎週金曜日の三鷹駅での演説を岩見市議と行いました。昨日、知事から来年度予算案大綱の説明があったこと、都政と市政の連携などについて報告しました。また、翌25日(土)10時からハローワーク南側の下連雀地区公会堂で都政報告会「オリンピックと都政」を行うことをお知らせしました。
1月26日の文化財防火デーを前に、三鷹消防署が、三鷹市山本有三記念館で行った消防演習を見学しました。1949年の法隆寺金堂の火災があった日で、各地で訓練が行われています。訓練には三鷹市消防団第六分団、東京都災害支援ボランティア等も参加し放水訓練をしました。近所の保育園の園児も見学し「がんばれー」との声がありました。沖縄の首里城の火災もありましたが、過去の文化遺産を未来の子どもたちに残していくことは重要です。
議会局と次回定例会の運営や新型コロナウイルスでの議会の対応について報告を受けました。また、都市整備委員会の委員として次回委員会に報告される都市計画について都市整備局から説明を受けました。生活文化局、福祉保健局、財務局からもそれぞれ報告を受けました。また、新宿駅西口広場で都営地下鉄と東京メトロが合同で行った「訪日外国人向け地下鉄マナー啓発イベント」や都議会1階ロビーで水道局が開催した水道週間作品コンクール表彰式の受賞作品の展示が行われ拝見しました。
東京都交通運輸産業労働組合協議会の賀詞交歓会に都議会の会派の交通政策調査会の会長として出席し祝辞を述べました。また、三鷹防犯協会の新年会が産業プラザで開催され出席しました。次いで、下連雀の商店会の三鷹南銀座会の新年賀詞交歓会に出席しました。交通、防犯、商業振興など各地でさまざまな意見交換をすることができました。
東京都の来年度予算案について、小池知事から昨日都議会に説明し、本日は報道発表されました。会派を代表して幹事長として談話を発表しました。一般会計7兆3,540億円は、オリンピック関連経費により過去最大となった昨年度に次ぐ予算規模とのことです。大会の成功は当然のこととして、人に焦点をあてた政策を求めましたので、都民生活への対応としては物足りなさを感じました。また、発表を受けて東京都市長会から役員の方々が都議会会派室を訪問され応対しました。要望された多摩振興の予算確保に関するお礼とのことでした。談話の内容は以下の通りです。
令和2年度東京都予算案について(談話)
都議会立憲民主党・民主クラブ
幹 事 長 中村ひろし
本日、令和2年度東京都予算案が発表されました。
今年7月に都知事選を控える中で、今後も小池知事が都民に示した公約が実現できたのか、その真価が問われる予算案となります。
また、東京2020大会を控え、その成功やレガシーを引き継ぐことは当然ですが、大会後も見据え、都民福祉の向上という行政本来の仕事について、どのように取り組んでいくのかも、注目される予算案となります。
予算案は、予算編成方針で示された「Society5.0の実現」「ワイズ・スペンディングの視点」といった基本方針のためか、一番肝心な「福祉や教育、防災など、都民の暮らし」という視点が明確でないまま編成された感があり、その内容は、不十分と言わざるを得ません。
一方で、私たちが求めてきた被災時のライフライン「電源確保」対策の強化などの防災対策、「とうきょうママパパ応援事業」などの子育て支援策、「養育費確保支援事業」創設などの一人親支援、犯罪被害者等支援策などが計上されたことについては、一定の評価をします。
しかし、私たちが最重点要望として求めた家賃補助等の実施・拡充をはじめ、小・中学校の給食費無償化、介護人材の確保や介護離職ゼロの実現、がん検診などの命を守る取り組みや満員電車ゼロなどへの取り組みには、物足りなさを覚えます。
今後、予算案を精査した上で、議会の場において議論を深めていきたいと考えています。
私たち都議会立憲民主党・民主クラブは、引き続き、都政改革と都民福祉の向上に取り組んでいく決意です。
以上
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